自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の政党支部で働いた元事務員の女性が4日までに、昨年7月の参院選中も含め深夜の割増賃金が支払われなかったと共同通信に証言した。労働面で不当な扱いの疑いが取材で浮上した案里氏陣営関係者は4人目。4人のケースは労働基準法や労働契約法に違反する可能性がある。
4人とも参院選前に採用されたが、労務管理や案里氏の夫の克行前法相(57)=自民、衆院広島3区=の言動に不信感を抱き、数カ月の勤務で選挙後に退職。女性は「参院選が終わり、辞めさせられる方向に持っていかれた」と話した。事務所は取材に4日までにコメントしなかった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース